グラフィックデザイナーの年収は低い?3年目で平均以上の年収を目指す3ステップ

初っ端から期待ハズレになるようなことを言いたくないのですが、中途・未経験からキャリアチェンジした立場から見ると、グラフィックデザイナーの年収はあまり高くないというのが個人的な感覚です。
ただし、これは普通に会社員としてグラフィックデザイナーをしている場合の話です。
やり方次第で、「手に職」であるグラフィックデザイナーは稼げる仕事になります。
私は、グラフィックデザインの世界へ飛び込んで今年で4年目ですが、やっと年収が上向いてきました。
これまでを振り返ってみて「このパターンなら、好きなデザインをやりながら、豊かに生活できるのでは?」と思えてきたのでまとめました。
好きなデザインもしたいし、しっかり収入も確保したいし、自分の時間も確保したい。
そんな方にこの記事を読んでいただければと思います。
実際、グラフィックデザイナーの平均年収はどのぐらい?
今回、以下のサイトを参考にしました。※色々なサイトで年収の細かい分析がされているので、良ければググってみてください。
20代は300万円代、50代以降でやっと650万円台です。
ただし500万円〜650万円のアッパーゾーンは美大卒で大企業に新卒入社した方が多数を占めると想定されます。大企業は勤続年数によって給与が上がるためです。
実際に求人を見れば分かりますが、中途のグラフィックデザイナーは高くても400万円程度です。
もちろん、独立して1,000万円プレイヤーになるのも夢ではないですが、「それなりの激しい修行」が要りますし、かなり忙しい人が多いです。
我慢して、辛い思いをしないとグラフィックデザイナーの仕事は務まらない!
グラフィックデザイナーの世界は職人気質が強いためか、こういう意見をよく目にします。
が、個人的にはそれ以外の選択肢もあると思います。
(「そんなの甘い!」という考えの方はそっとこのページを閉じてください。。すみません。。)
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年収をあげるステップ
グラフィックデザイナーの収入アップには、「転職」「ディレクター職などへのキャリアアップ」「独立」がよくある選択肢ですが、私の経験からおすすめしたいのは、
- グラフィックデザインの副業をする
- WEBデザイン系のスキルを身につける
- WEB系の会社で兼業デザイナーとして働きながら副業する
です。
私は3年かけて、悩みに悩んでキャリアを変え、上から順に変化し、去年、「3.」の状態になりました。
上から順にとっつきやすいです。が、さっさと3番目に移行することを断然オススメします。私は3年かかりましたが、正直もっと早く気づきたかったです笑。
今はあるWEBサービスの会社に就職し、年収は平均の上ぐらいはあると思います。10時〜18時のフレックス制、リモートOK、残業ほぼ無し。自分の時間がしっかりあるので、その間にフリーランスでデザインの案件を受託しています。
グラフィックデザイナーで年収を上げる①副業
すぐにでもできるのは副業です。
副業ができるいくつかのサイトに登録して、チャレンジできそうな案件を探してみるのをオススメします。一番有名なところですと、クラウドワークスですね。他にも、Bizseek などもおすすめです。このあたりは登録して良い案件がないかチェックしてみましょう。
クラウドワークスで軽い気持ちでできそうな案件からチャレンジしてみるのをおすすめします。
また、リモートで土日や夜間対応OKな企業の継続的な案件を受託するのもおすすめです。
クラウドテックは基本的に継続案件を扱っており、報酬が高く、リモートOK,週1〜などの条件で探せるのでかなりオススメです。初心者向けの案件は少ないですが、登録しておいて、チェックするだけでもかなりいいと思います。
ちなみにこうした継続案件はWEBデザイン業務が多いです。
この後に詳しく説明しますが、収入アップの近道はWEBデザインスキルの習得だと思います。
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グラフィックデザイナーで年収を上げる②WEBデザインスキルを習得
WEBデザインのスキルは必須です。やはりWEBは需要が大きいので、副業で仕事を取りやすく、転職でも条件が良いです。
また、WEB業界の特性としても、「美大卒」などの縛りがあまりないので、実力があればいいポジションにつきやすいです。伸び盛りのベンチャーもしきりにWEBデザイナーを募集しています。
さらにグラフィックデザインをしっかりやった人でWEBデザインもできるのは強みになります。
半年ほど勉強してグラフィックデザイン(印刷物)とWEBデザインの違いやデザインルールなどを身につけていきましょう。
Eラーニングで大まかな知識を身につける
まずはネットのオンラインコースや書籍で勉強してみることをオススメします。私がお世話になったのはUdemyです。
有料ですが、サブスクではなく講座ごとに買い切り制なのがポイントです。さらに、90%割引とかのタイミングで買えれば1講座あたり2,000〜3,000円で買えます。かなり幅広いカリキュラムがあります。よくセールをしているので、ぜひこまめにチェックしてみてください。
また、アプリも使いやすく、講座をダウンロードしておいたり、倍速再生ができるので移動時間に見るのにピッタリです。ぜひ一度、UdemyのWEBデザインコースをチェックしてみてください。
③WEB系の会社で兼業デザイナーとして働きながら副業する
個人的にはこれが最強だと思っています。
WEB系、IT系の会社だと、
- 柔軟な考えの文化や社風が多いのでスキルやキャリアを多面的に評価してくれる可能性がある
→デザイナーの募集に「美大卒が条件」みたいな足切りが少ない。ただし実績やポテンシャルは重視される。
→デザイナー以外のポジションで入社しても、兼務でデザイナーをするチャンスがある。
会社に専任のデザイナーがいない、足りていない場合などがあるため。 - ライフワークバランス重視の社風が比較的多く、自分の時間を使ってスキルアップがしやすい。
- 働きながらWEB関係の知識を得やすい。WEBデザインだけでなくマーケティングや技術の面など。
- 一方で、「自分の担当はこれだから、他の仕事はやらない」といったような縦割り意識の強い姿勢は歓迎されないことが多い。柔軟に動く、という姿勢が大事。(一部の超専門職などは別)
からです。何より「人らしい働き方」ができるのは、デザイナーにとって重要だと思います。自分の時間があれば副業もできるし、スキルアップの勉強もできます。
この場合、転職サービスはWantedlyがおすすめです。上記に挙げたようなWEB系の会社やデザイン会社が多い印象があります。
いずれにしても業界を踏まえてもWEBデザインの知識はあったほうがアピールできるので、並行して勉強しておくことをオススメします。
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WEBデザインスキルの習得にはスクールに通うのが近道
結論としては「収入アップするならWEBデザインは不可欠」だと思っています。
独学でもいいですが、時間はかかるので体系的にWEBデザインのスキルや知識を得るなら、スクールに通うのは近道になると思います。
大体は転職や独立のサポートまでしています。グラフィックデザイナーという強みを活かせば場合は有利に進められるはずです。
別記事でも書いたのですが、私は学校選びをテキトーにやってしまいかなり後悔しました。。スクールの空気感などとの相性もあるので、色々と資料請求したり説明会を聞いて検討することをオススメします。
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デザイン系のスクールで有名なデジハリとこちらも業界で有名なWEB制作会社LIGのコラボ。
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結果にコミットしてくれそうな気合があります。
好きな仕事だからって、激務、低賃金に耐えなくてもいいんです!好きなデザインをしながら豊かに暮らしていければと思います。