グラフィックデザイナーは独学でなれる?勉強方法とおすすめの本

デザイン

グラフィックデザイナー4年目のハチです。

28歳からグラフィックデザイナーを目指し、活動しはじめました。
それまでは普通のサラリーマンをしていました。

私の場合は会社を辞めてから1年間スクールに通いましたが、振り返ると「行く必要なかったな…」と思いました。(学校選びを間違えただけですが)。

結論から言うと、独学でもグラフィックデザイナーになれると思います。

今は「デザイナーといえば美大卒」とは限りません。

非美大卒、未経験でもデザイナーとして就職できる機会はかなり増えました。

私のスクールの同期も就職できたし、お付き合いのあるフリーランスのデザイナーの中には、独学でのし上がった方もいます。

さらに、今はクラウドワークスなど、ネットを通じて、個人で仕事を取ることができる時代です。

かつては、デザインの仕事に関わるには、就職先の会社の案件か、自ら築いた人脈を通じて仕事を取る方法がメインでした。
フリーランスでやるにしても、まずは就職して、人脈や信頼を作ってから独立するのが通常のルートでした。

が、今はそれだけではありません。
別の仕事をしている方でも、独学で勉強しながら案件という実践を通してグラフィックデザイナーを目指す方法も可能なのです。

是非「デザイナーになりたい」という気持ちを大事に、挑戦してみてほしいと思います。

↓キャリアステップについて知りたい方はこちらもご参考ください。

【未経験・非美大卒】中途からグラフィックデザイナーに転職する方法

グラフィックデザイナーとして勉強するテーマ

  1. デザインの思考法
  2. デザインの引き出し
  3. ツール(Adobe Illustratorなど)操作の習得

大きくこの3テーマです。

大前提としてデザインを着想するベースとなる、思考法デザインの引き出しを持つことが重要だと思います。

「1.デザインの思考法」は、デザインを仕事にする上で、非常に重要なので入れました。
デザインの案件には様々な制約があります。

お客様が望む結果、予算、期限、etc。こうした制約のもとでどうクリエイティブにゴールを達成するか?という考え方がデザインワークにおいて重要です。
ハチは、デザインとは「問題解決」だと考えています。この思考がデザインをする上で非常に重要だと思います。

そして、企画した「問題解決」をどんなビジュアルに落としていくか?という作業をする上で「2.デザインの引き出し」が必要になります。

全てのアイデアは既存のものの組み合わせから生まれます。デザインも、自分の引き出しの範囲でしか出てきません。いいデザインをたくさん見て、またその制作過程を理解することで自分の引き出しを増やしていきます。

多くの場合、「3.ツール操作の習得」にばかり焦点が行きがちですが、3.はあくまでツールの使い方に過ぎません。実践で何かを制作しながら使い方を覚えていくのをオススメします。

個人的には非常にワクワクする勉強です。デザインの世界を楽しみましょう!

デザインの思考法を学ぶおすすめ書籍。デザインの世界にワクワクします

デザインの思考法を学ぶおすすめ書籍。デザインの世界にワクワクします

デザイナーでなくても読んでほしいぐらい、どれも「デザインって面白い!!」と興奮しながら読んだのを覚えています。是非とも読んでほしいです。

『ノンデザイナーズ・デザインブック』
知る人ぞ知る、有名な一冊!デザイナーになる前のサラリーマン時代にお世話になった、グラフィックデザインの超入門書です。
デザインをする上での5つの原則を分かりやすく解説してくれます。はじめて読んだとき、とてもワクワクしたのを覚えています。デザイナーになりたいという気持ちに火をつけてくれました。
これはデザイナーだけでなく、普段パワポで書類を作る方など幅広い方に読んでほしい一冊です。

『デザイン仕事に必ず役立つ 図解力アップドリル』
パンフレットやプレゼンテーション資料、企業のWEBサイト制作などビジネス系の仕事が多い人には大変おすすめです。また、「図解化」は思考の整理、簡略化、俯瞰する力でもあり、デザインをする上で非常に重要な力です。

実務では、お客さんからのたくさんの依頼を聞いた上で、「この情報は一番伝えたほうがいい」「これは重要度が低いからこのぐらいの扱いで」など整理し、提案する力が必要です。図解化はデザイン力を考える上でしっかりおさえておきたいテーマですね。

 

『センスは知識からはじまる』
デザインの世界に魅了されたのは、まさにこの考え方です。デザインは理論、知識にもとづく、グラフィカルな問題解決法だと思ったからです。

著者は「くまモン」などの生みの親である超有名アートディレクターの方。同氏が「センスは知識」とおっしゃるのはとても勇気が出ます。当然、その知識を得るための努力は必要ですが…。デザイナーを目指す上での考え方、姿勢として参考になればと思います。

デザインの引き出しを増やすのにおすすめの書籍

『たのしいロゴづくり -文字の形からの着想と展開』
ロゴ制作の引き出しに。ロゴを作る上での過程、加工の加え方、バリエーションまで、ロゴづくりについて一通りの引き出しを得られる1冊。ロゴで困ったらアイデアをもらいに行きます。

 

『改訂6版 TrueTypeフォントパーフェクトコレクション』
フォントの引き出しに。いきなりだいぶ実務的なものですが・・。スタンダードで、有名なフォントが一通り収録されています。フォントの見本帳としても使えます。今は中古しか手に入らないようです。
AdobeCCを購読していれば、そこでもかなりフォントは豊富に使えますが、手元に1冊あってもいいものです。

 

『けっきょく、よはく。余白を活かしたデザイン・レイアウトの本』
デザインを磨くための引き出しに。新米デザイナーのデザイン作例をベテランの先輩デザイナーが修正する、という設定の内容。めちゃくちゃ具体的で分かりやすいです。また、新米デザイナーのデザインは「分かる…これよくやる…汗」という感じで非常に身にしみます。

デザインの発想は引き出しがいかに多くあるか、だと思います。ここでは数冊しか挙げていないですが、色々なデザインパターン集を見て引き出しを増やすことが重要だと思います。
アプリのPinteresetもデザインアイデアの収集に便利です。

ツール(Adobe Illustratorなど)操作の習得は書籍+実践で

ツール操作はオンラインでも勉強できます。本は1冊、辞書的に持っていてもいいかもしれません。Udemyはグラフィックデザイン向けのラインナップもあるのでおすすめです。

書籍を使う場合は、実際に作りたいものを決めてから取り掛かるほうが身につきやすいです。クラウドワークスなどで実際の案件を探してもいいですし、自分のデザイナーとしての名刺を作るのもいいと思います。

特に自分で作りたいものがなければ、センスがいいなと思ったチラシやロゴなどを探してきて、再現するのもかなりオススメです。

『デザインの学校 これからはじめるIllustratorの本 』
まったく初めてから使うなら、このぐらい易しい本がいいと思います。ただ、そのまま進めてもモチベーションが湧きにくいので「この機能で何を制作できるかな」などと目的を考えながら進めるといいかもしれません。
私の時代はCS6だったので、これを読んでいましたがCC対応の最新版はこちらのようです。
デザインの学校 これからはじめる Illustratorの本 [2020年最新版]

 

『デザインの学校 これからはじめるPhotoshopの本』
イラストレーターでもおすすめしていたものと同じシリーズの本です。いずれも超入門向けなので分かりやすいかと思います。こちらも最新版が出ているので、そちらをおすすめします。
デザインの学校 これからはじめるPhotoshopの本 [2020年最新版]

冊子モノに強くなりたい方は「Indesign」のマスターもおすすめ!

Indesign(インデザイン)は書籍、パンフレットなどページものの制作に優れたアプリケーションです。

イラストレーターやフォトショップはあくまで「素材」を作るもので、こうした素材を配置して印刷物を作るのが「Indesign」というイメージです。私は、チラシ、パンフレットなどの紙モノはほぼIndesignで制作しています。慣れるとめちゃくちゃ使いやすいです。

Indesignを使える人はあまり多くないですが、「本を作りたい」「電子書籍」を作りたい!という人にはおすすめです。今すぐには必要ないかもしれませんが、もし冊子制作の機会が巡ってくることがあれば、是非一度勉強することをおすすめします。

InDesignプロフェッショナルの教科書 正しい組版と効率的なページ作成の最新技術

スクールに通う場合は入念に比較を

もちろん、スクールに通う選択もアリだと思います。環境があったほうがモチベーションが続きやすいためです。

私の通っていたスクールは、ほぼ生徒を放置するような学校だったので、ほぼ独学でやったようなものでした。(なので独学でも大丈夫だと思っています。)

また、これからはWEBデザインの知識も必須になるので、WEBデザインも一緒に学ぶことをオススメします。

デジタルハリウッド
大学もある有名なデザインスクール。グラフィックデザインとあわせてWEBデザインも一緒に学べるコースがあります。

東京デザインプレックス研究所
こちらも有名な大手デザインスクール。夜間、土日通学のコースが充実しているので働きながら通いたい方におすすめ。日中の通学でも3ヶ月〜修了するコースもありサクッと通えます。

昔に比べて、デザイナーへの間口は広くなった

独学で勉強して自分の作品を増やすなかで、良いご縁に巡り合って転職するなり、クラウドワークスで実績を積めばグラフィックデザイナーになれます。

掲示板を見ると、中途からデザイナーになることに対してかなり厳しい意見が多いのですが、どこを目指して、どんなデザイナーになるか、次第だと思います。

「美大卒じゃないと大手広告代理店に入れない。だからテレビCMとか華やかで大きい仕事はできない」からデザイナーを諦める、というのはもったいないです。もちろん大きな仕事は夢があって魅力的ですが、そもそもデザインの仕事の魅力を味わってみて欲しいのです。

収入だって工夫すれば上げられます。良ければ、こちらもご参考にしてください。

グラフィックデザイナーの年収は低い?3年目で平均以上の年収を目指す3ステップ

もちろん、簡単にデザイナーになれるわけではありません。
真剣に学び、実績を積む努力が必要ですし、デザインが好き、という情熱が無いとなかなか続けられません。

かと言って、覚悟を決めるためにすぐに今の仕事をやめる!までしなくてもいいと思います。空き時間で少しずつ、勉強していくことも可能です。

まずは本気で独学で取り組んで、実際の制作案件を体験して、少しでもデザインの世界を触れてみてください。

そこから「やっぱりこれだけで食べて行きたい!」と思えたら転職や、フリーランスの道を本格的に検討するといいかと思いますよ!

↓私のキャリアステップも参考になれば幸いです。
【未経験・非美大卒】中途からグラフィックデザイナーに転職する方法

コメント

タイトルとURLをコピーしました